経営者にとって会計的な指標は結果の評価です。
まずは伝統的な会計の話です。たとえば、会計的に重要な指標は収益率です。
投資の対象として価値があるかどうかであり、経営がうまくいっているかの結果を表します。
当然、収益率が悪化すると、資金を得るのにより大きなコストがかかってくることになり、企業経営を圧迫します。
経営者にとって戦略的な指標は判断材料です。
もう一つは、戦略的な話です。戦略の中でも重要な指標の一つに市場占有率があります。
自分の企業だけでなく、市場におけるポジションに応じて、取るべき経営方針が変わってきます。
特に企業のポジションを指標が市場占有率(シェア)です。
その市場において、競合他社に対してどう違いを打ち出していくか、ということが求められます。
会計思考と戦略思考を使い分ける
伝統的には会計思考が強かったんですけど、最近は戦略思考がもてはやされてます。snsのブランディングでも、「ニッチ」や「差別化」という視点が利用されています。
そうなると考えたくなるのが逆行した流れです。
つまり、会計的な考え方をSNSに転用すると何が見えてくるのか、ということです。
興味深いです。