残業グセの直し方

こんにちは。毎日、残業でしんどい…という方もおられませんか?



上司に怒られるのが嫌、という「させられる残業」もありますが、それだけでなく、責任感からつい「してしまう残業」もありますよね。

まずは、この「してしまう残業」を減らしていきたいですね。

そんなこといっても、そんな無責任なことできないよ、という声も聞こえてきそうです。

でも、実は「仕事を残して帰った方が周りの人に対して良い結果になる」ことも多いのです。

「残って仕事をするか、仕事を残すか」これが大事です。

残業する時の心理としては、「ここで仕事を残してしまうと周りの人に迷惑がかかってしまう」ということが多いと思います。

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しかし、残業は本当に周りの人に気を使ったことになるのでしょうか?

一番の問題は、残業が続くと心身ともに疲れてしまうということです。

まず、肉体の疲労は仕事への集中力を奪います。
結局、仕事の処理が遅くなったり、ミスが多くなったりするのです。

ミスが多くなれば、けっきょく周りの人に迷惑をかけてしまいます。

心の疲労はより深刻です。

うつ病などでは、最終的には働くことができない状態になります。

そこまでは至らず、働ける状態であったとしても、心に余裕がないと、すぐイライラしたり人に八つ当たりをしたりしてしまいがちです。

結局これも周りの人に対して、迷惑をかけてしまうことになるのです。

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残業しても迷惑、残業しなくても迷惑。

ならば、せめて自分の健康に良い定時の帰宅を心がけたいものですね。

とにかく定時で帰って、リフレッシュした状態で仕事のスピードを上げていきましょう。

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では仕事が残っている時にどうやって帰るか?

それはまずは仕事を家に持ち帰ってください。

実際に家で仕事をするのではありません。

実は、場所が変わると仕事の見え方が変わるものです。

職場では気になった仕事も、家に持ち帰るとわざわざするのもめんどくさく感じるものです。

そんな時に家で仕事の続きをしなかったとしても、結局は仕事に影響がないものです。

仕事を残したのに、仕事に影響が出ないって不思議ですよね。

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もちろん翌日ちょっとバタバタするかもしれませんが、そこで帳尻が合うんだったら、何も残業する必要がなかったわけです。

ちょっとバタバタではすまない、と思うかもしれませんが、「ちょっとバタバタ」を繰り返すと、バタバタしない段取りの工夫が生まれてくるものです。

勤務時間中は確かに大変です。でもそういうメリハリが現代に求められる仕事スタイルなのかもしれません。

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試しに残った仕事を家に持って帰ると、やらないでそのまま持ってくることが多いことに気づきます。

そうすると徐々に仕事を持ち帰ることもしなくなり、残業を残すことに抵抗が減っていくのではないでしょうか?

残って仕事をしてクオリティの高めるよりも、仕事を残して人に感謝できる心の余裕を持つ方が、ビジネスはうまくいく。