ラピュタがほろんだもう一つの理由 ~ エラー耐性のデザイン

こんにちは。子どもとジブリ映画「天空の城ラピュタ」を見ていたのですが、超文明ラピュタの欠陥に気づいてしまいました。



とても印象的なシーンに、天空の城を崩壊させる、滅びの呪文「バルス」があります。



ふと思ったのですが、この「バルス」コマンド、影響の大きさに対して、チェックが少なすぎませんか?



私ならこのような確認メッセージがないと、きっと週1ペースで崩壊させてしまいます。

しかも、石さえ持っていれば誰でも利用できるということで、ユーザーID認証やユーザー権限の管理もずさんですよね。

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このようにラピュタは人間の力を過信した傲慢な文明で、ヒューマンエラーに弱かったために滅びたのだと思います。

おそらく、これまでもうっかり落としていたことがあったのではないでしょうか。