クオリティと人柄 ~映像作家 成富紀之

こんにちは。映像作家の成富紀之さんのYouTubeチャンネルを見ていました。







たまたまぴょこたん先生のショートムービー撮影に参加されていて、その独特な雰囲気に興味を持って、チャンネルまで見てみました。



その関連動画の中に以前にぴょこたん先生が成富さんの家にインタビューに行った動画がありました。



成富さんの部屋にはギターやシンセサイザーがあり、音楽にも興味があったそうです。

また、絵画を習ったこともあるそうで、色々な表現を模索されていることが伺えます。

とても落ち着いた話し方で、皮相的にならないドキュメンタリーを作りたいんだなというのが伝わりました。

でもドキュメンタリーだけではなくドラマを作ったりもしていて、まだよくとらえどころがわからない感じがします。

そういうふわふわしたところが、魅力なのかなとも思います。

さくらを題材にした映像作品もみてみると、素人作品とは思えない
、とてもクオリティの高い動画でした。

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ただ少し辛口の評価をするとすれば、どうしてもどこかの映画で見たような印象があるんですね。

映像とはそういうものなのかもしれませんし、そうでないのかもしれません。

ドキュメンタリーでもいい意味でまとまっているんですが、「それっぽすぎる」感じもするんです。



とはいえ、創作活動は真似から入るのが定跡なので、それはけっして欠点ではないのかもしれません。

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ただ成富さん本人の人柄から受ける印象ほどの独特感が、まだ作品の方が薄い気がするので、今後ますます面白い作品が期待できるのではないでしょうか。

こういうフリーの映像作家さんに日が当たるといいですね。