【購入レビュー】最速の仕事術はプログラマーが知っている(清水亮)

こんにちは。清水亮さんは、ユビキタス・エンターテイメントの社長という実業家であり、また達人プログラマであり、なんといっても未来を見せてくれる「思想家」でもあると思ってます。

その清水さんの「最速の仕事術はプログラマーが知っている 」(清水亮, 2015)を購入しました。



この本を手に取ったのは、清水亮さんの仕事の仕方に興味があったからです。

enchantMoonの夢

私は、国産タブレットenchantMoonで名前を初めて知りました。どちらかというと、enchant.jsの方が有名なのかも。

清水さんの話は、とにかく夢があり一気に引き込まれてしまいます。

アラン・ケイとか、アポロ計画とか、人類レベルの壮大なスケールのプランを、実際のビジネスにまで結び付けて実行していくのは、本当にすごいなと思います。

結局、enchantMoonの「紙の再発明」という夢は、ハード的な限界もあってか、実用化には至りませんでしたが、ソフト屋がOS/ハードを自主開発しおおせた、ということは驚異的なんではないでしょうか。

また、日本のハードメーカーが当たり前にしていることが、実は決して簡単ではないことも気づかされました。

コロンブスの卵

さて、enchantMoonの販売が2013年のことなので、「最速の仕事術はプログラマーが知っている 」はそのあとの著作ということになります。

「プログラマ・経営者」としての自身の仕事に、高い誇りと自信をもっている相変わらずの熱っぽい語り口で、安心しました。

特に50分の会議を5分で終わらせるハックなんて、本当に「コロンブスの卵」ですよ。
ぜひ、目を通してみてください。