ビジネスモデルの4つの要素 ~ ビジネスの深め方

こんにちは。
「あなたの仕事のビジネスモデルは?」といわれて、どう答えますか?



これまで「モデル」といわれてイメージしたのは、化学の原子モデルみたいな図式で、いわば「儲けを生み出す仕組み」という言葉に理解したつもりになっていました。
「理解したつもり」だったなあと思うのは、自分の働いている仕事を「仕組み・モデル」にまで削ぎ落として抽象化すると、何かどんどん無味乾燥になっていくようで、「その仕事らしさ」が見えなくなるような気がしたからです。

4つの質問

先日、こんな見方を教えてもらいました。
ビジネスモデルは、4つの質問を考えたら見えてくるよ、ということです。
  • 誰のために、
  • 何を、
  • どうやって、
  • 何のために、
するのか?
ということです。



後で、これって、硬い言葉で言えば、顧客、付加価値、経営資源、理念、ということなんだなあ、と思いました。

脱線しますが、「人に伝える」という観点で考えると、自分の頭をじっくり整理する時に役立つ、「顧客とは何か」というような問いかけは、抽象的過ぎて実感を引きだせないのかもしれません。

人に伝える時は、もっと生活感のある言葉からスタートすると、共感してもらって巻き込むことができるないかと思いました。

すぐに目の前の答えに飛びつかない

さて、さきのビジネスモデルの4つの質問には、すぐに目の前の答えに飛びつかない、ということが大切です。

例えば、日本酒を売っているとしましょう。
そこから始めて、いろいろイメージしてみましょう。
日本酒を買う人は、アルコールなら何でもいい訳じゃないよね、とか。
日本酒のたくさんの魅力って何だろう、とか。
どんな店員がどういう売り方で売っているかな、とか。
そもそも、なぜ日本酒を売ろうと思ったんだっけ、とか。

イメージでわくわくする

「ビジネスモデル」を頭で考えた時より、わくわくしてきませんか?
決して斬新なビジネスモデルの必要はなかったんだなって思います。
何をすべきかハッキリすれば、ビジネスモデルの価値があるはずです。