【映画レビュー】 『茄子 アンダルシアの夏』(2003)

こんにちは。久しぶりに映画『茄子 アンダルシアの夏』(2003)を見ました。




やっぱり、いい映画ですね。自転車レースを題材にした40分ぐらいの短編映画です。
今回は、「残してきた故郷」というテーマが心に残りました。

ワインとビール

タイトルにある「茄子のアサディジョ漬け」は、アンダルシアの郷土料理のようで、ワインと一緒に食べるようです。
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主人公は、故郷のアンダルシアを離れ、ベルギーのビール会社の自転車チームに所属しています。
ワインとビールのコントラストが絶妙です。
伝統的な結婚式で飲まれるワイン。一方、スポンサーのいるショービジネスとしての自転車レース。

都会に出る

若者は、ビジネスの活発な都会に出るか、それとも土臭い故郷に残るかを選択しなければなりませんよね。そこに、悩みや葛藤があります。
でも、都会に出たとしても、自分を育ててくれた茄子の食べ方は忘れないのかもしれません。
今日は、ふるさとの味に思いをはせてみてはいかがでしょう。