はじめは分速30字(CPM)ぐらいで、かなりしんどかったのですが、なんとか今は120字ぐらいになり、快適に打てるようになりました。
ちなみに、通常のローマ字変換だと、CPMで150字ほどです。
きっかけはモバイルPC
そもそも、親指シフトについては無駄ない入力方法として以前から興味がありましたが、なかなか実行に移せずにいました。きっかけは、モバイルPCを新調して、職場でもそのままに自分のPCを使えるようになったからです。
CPM10:1週間 親指シフト練習
はじめの1週間はまず富士通の「親指シフト練習」をしました。親指シフトキーボード入門
親指シフト初心者さんや、興味があるけどまだトライしてない方にちょうどいい入門書です。
ちょっとした練習問題が付いているので、リファレンスの後はチャレンジしてみよう。
「親指シフト練習」
入門編から初級編までをキーの位置を覚えるまでじっくり取り組みました。
メモ帳で五十音を打ってみるのも、頭を整理するためによかったです。
その時点でなんとかCPM30字ほどにまでなりました。
文字が打てないというだけで、こんなにもストレスなのか、と目からうろこな経験でした。
CPM30:3か月 日常の文章
この第一の壁をクリアすると、まずは時間さえあれば文章をよちよち打てるようになります。この時期は、基礎練習として「親指シフト練習」をしながら、日常の文章や読んでいる本の一節を親指シフトで入力して練習しました。
でも、日常の文章を打っていると、とにかく入力に時間がかかるので、なるべく文字数を少なくしたい、だから、いらない形容詞などはどんどん省略していました。
試行錯誤しながら入力している間に、いったい何を書こうとしているか、抜けていってしまうんです。
打てないと文体も変わるんですね。
CPM60:6か月 タイプウェルFT
3か月ぐらいはこうして練習すると、CPMで60字くらいになりました。そのころに「タイプウェルFT」に出会いました。
タイプウェルFTは好きな文章を練習に使うことができます。
漢字変換が必要なので練習にはわずらわしいかなと思ったのですが、今はIMEも賢くなっていて全然不都合なく練習できます。
案ずるより産むがやすし、試してみてください。
IMEに対応した実践形式のタイピングソフトです。はじめは速さをみていたのですが、徐々に訂正・修正を減らすことが大事なことに気づきました。
和文・英文を問わず、お気に入りの文章を簡単にタイピングの教材として利用することができます。
「タイプウェルFT」
ガーッと入力していくより、淡々と同じペースで入力する方が結果のスピードがよいのです。
この当たり前のことに気づけたことがターニングポイントでした。
はじめは、本の1段落まるごとを練習文章にしていたのですが、今は200字程度になるように調整しています。
それぐらいが一番練習のテンポがいいようです。
また、練習していると何度もつまる苦手な単語がわかってきます。
それだけを3回ずつ練習する例文を作って練習すると、指がなめらかになってきます。
今はCPMは初見の文章で100慣らした後で140ぐらいなのでだいぶ実用になってきました。
なにより、ローマ字入力より打鍵数が少ないのが心地よいです。
まとめ
- 親指シフト練習で運指を覚える
- タイプウェルFTで苦手単語を練習