セルフレジが増えたのは低減税率が導入されるから?

最近、身の回りでセルフレジが増えていませんか?




確かに、レジも進化していますよね。
お釣りが自動で出てくるようになりましたし、
最近では、金額を投入するものもあったり、
どんどん「セルフ」になっていきます。

レジを交換するタイミングで、セルフレジも導入されるようです。

でも、レジもなかなか高価な機械なので、
交換するのは大変です。

壊れない限り、なにか必要性がないと交換できません。

そんなレジを交換する理由を考えてみました。

それには3つ動機があるようです。

機械レジの高機能化による生産性向上

1つ目は、省力化・スピードアップです。
お釣りを計算したり、手渡しする手間を減らすことで
少ない人数でたくさんの会計処理をできるようになることです。

機械化による生産性の向上は、オーソドックスな動機です。

キャッシュレスの新方式に対応するレジ

2つ目は、キャッシュレス化です。
ここ最近、「キャッシュレス」という言葉を
ニュースでもよく目にします。

インターネットを利用するような
あらたな決済サービスを使うためには、
それに対応するシステムを導入する必要があります。

最近のレジは、どんどんパソコン化して、
柔軟に設定できるようになってきています。

お店によっては、タブレットとアプリで
レジ機能を実現しているケースも増えています。

低減税率に対応するためレジへの機能追加

3つ目は、消費税の低減税率です。

商品によって、税率が変わるという制度は、
現在の商品バリエーションから考えると
人間には把握不能です。

したがって、機械的に判定するシステムが必要になります。

これも、従来のレジにはない機能なので、
レジの交換・更新が必要になります。

キャッシュレス・キャンペーンの理由?


この3つの理由の中で、
一番、期限が明確なのは「低減税率」です。

どうも急に「キャッシュレス化」を推進する
広報キャンペーンは、
低減税率導入への障害である
レジの更新への抵抗感を減らすため
のような気がしています。