「体験」という付加価値は「送れない」

こんにちは。

さいきんは「観光立国」って言葉をよく目にします。

街を歩いていても、外国人観光客がおおいですよね。



「インバウンド消費」や「爆買い」による外貨獲得

新幹線でもグリーン車に乗っている外国人が多くて、
調べてみると外国人観光客向けの
乗り放題プランなどがあるそうです。

「インバウンド消費」とか「爆買い」など
「外国人の国内消費」による外貨獲得が
「成長分野」として期待されているんですよね。

立国の歴史

「立国」という言葉で思い出すのが、
「電子立国」というドキュメンタリー番組です。

当時、「工業立国」の次の産業として
家電製品の輸出が注目されました。

最近は「観光」が産業の中で大きい比重を占めているようです。

「体験」という付加価値は「送れない」

「モノを送るより人を呼ぶ」ということなのかも。

それは「体験」という付加価値は「送れない」からです。

「モノより体験」の価値観は世界中に広がっています。

日本で体感する以上に世界は豊かになったんですね。

「いまだけ、ここだけ、あなただけ」が
観光コンテンツ開発のキーワードだそうです。

「日本すごいコンテンツ」の不安


ところで、テレビなどを見ると
「日本すごい」コンテンツが量産されています。

「本当は日本はこんなにすごい技術がある」
などの情報番組ですが、
これには、魅力の再発見という
意味もあるでしょう。

でも、タレントが大げさに感動する
様子を見せる演出が気になります。

いっぽうで製造業の不振によって
うすうす生まれた不安と不満を
打ち消すためなんでしょうか?

経済の成長と個人の成長

「すごい」を強調するのは
生活がよくならないからですよね。

経済の「ゼロ成長」ってホントに
深刻な問題です。

でも、そこで嘆いてもしょうがないです。

そうなると必要になるのは
「個人の成長」です。

むしろ、個人が学校を出てから
どれだけ成長しているか?

知識のアップデートは
大切だなぁと感じます(#^^#)