
持ち運びできないスキルということです。
逆にどこでも使えるスキルのことを、持ち運びのできるということで「ポータブルスキル」と言います。
職場の人間関係やその業務特有の言い回しや商慣習に関する知識などは前者に属し、普遍的な会計・財務に関する知識、情報を的確に収集・加工したり統計を分析したりするスキルなどは後者に属します。
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今後流動化する雇用形態、業界の垣根が一層低くなっている時代にあっては、後者のポータブルスキルをいかに多く所有しておくかが重要になってくることでしょう。
すなわち職場に依存せず、自分が働く場では、常にそのスキルが活かせるような状況を創り出すことが大切になるのです。
このことは言い換えると、自分自身の市場価値を高めることにほかなりません。
あなた自身の市場価値を高めれば、さらに大きな仕事にチャレンジできる機会も増えるでしょう。
そしてその機会を活用することでさらに価値に磨きをかけていくことができるのです。