最近、仕事でまとまった休みが取れないので、そんなエントリーが続いていますね。
自分にも心の余裕がなくなって、家族に八つ当たりをしてしまったり、反省しきりです。
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仕事と家庭のバランスを「ワーク・ライフ・バランス」といいますが、このバランスが崩れた場合、ついついをライフの方で調整してしまいがちです。
つまり、家事の分担を少し減らせないか、と考えます。
しかし、家族の人数は限られているので、誰かの家事分担が減ると、他の家族の分担が増えてしまいます。
すると、お互いの余裕がなくなり、やっぱりバランスが崩れてしまいます。
身に覚えがあるという方も多いのではないでしょうか。
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そこで、このワーク・ライフ・バランスの不均衡を家庭で調整する、という方法が間違えなのではないか、と思い至りました。
実は仕事の方を調整する方がうまくいきやすいんじゃないかと思います。
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「そんなの無理!」とあきらめるのは待ってください。
そもそも働くのは誰のためでしょうか。
「働かなくてはならない」けれど、働くことはよく生きるための「自分の選択」でもあります。
仕事が忙しくて家族との時間を大切にできなかったら、なんだか本末転倒ですよね。
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それに職場の方がなんだかんだで人数がいます。
自分の仕事の持分を減らした時にも、ならすことができます。
仕事って、良くも悪くも自分の代わりはいます。
本当に替えの利かない仕事なんて、意外とありません。
ビジネスというエコシステムを考えてください。
誰かの働きがなくなって生まれたスキマは、必ず誰かによって埋められます。
必要とされる仕事は、必ずだれかがするのです。
あなたが「休めない」と思うのは、大切な仕事だからだと思うのですが、必要なら対価を上げてでも、必ず誰かがするようになります。
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しかし、家族はそうではありません。
やっぱり家族の中であなたの代わりはいないのです。
これってすごく単純なことなんですが、仕事にどっぷり浸かっていると見失いやすいです。
この判断基準は大切にしたいですよね。