「トゲトゲシンデレラ」は、教育テレビの朝の番組「みいつけた!」で歌われている歌です。
友達と思いっきりけんかをする(サボさんとサボエさん)
サボさんとサボエさんがデュエットで歌っているのですが、張り合っていた二人がいつのまにか仲良くなって、友達になるというストーリーは、ちょっと微笑ましいですね。
もともとのシンデレラはある意味「義理の家族と仲良くできなかった物語」ですよね。
「トゲトゲシンデレラ」では、けんかをして思いっきりぶつかったからこそ、友だちとしてわかり合える、というメッセージで、いい感じです。
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子どもの力を引き出すぶつかり方(スイちゃんとサボエさん)
ライブコンサートでは、スイちゃんとサボエさんのデュエットになるのですが、それも素敵です。
スイちゃんが歌いやすいように、丁寧に歌うサボエさんの優しいまなざしに、なんか感動します。
サボエさんのパートは全力で歌っているところもいいです。
子どもの力を引き出すちょうどよい関わり方だなあと、感心します。
歌い方によって同じ歌が、友だち関係になったり、大人と子ども関係になったりと、聞こえ方が変わるのも面白いですよね。
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トゲトゲシンデレラのドット絵のこだわり
ドット絵は特にファイナルファンタジー3の召喚獣風のシーンをこだわって作りました。
みいつけた!のオリジナルとFF3を両方知っている人はニヤリとしてもらえると思うのですが、世間的には少数派なのかもしれません。
まあ、自分の趣味にとことんこだわれるのが個人のよいところです。
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動画づくりのソフト
少し、私の動画づくりを少し説明すると、用途に応じていくつかのソフトを組み合わせて作っています。
ドット絵はedge、シーン作りはウディタで作成しています。
ウディタ(wolf rpg editor)はrpg作成ツールなのですが、ドラマ(ドット絵人形劇)作りにも役立ちます。
それをOBS studioでスクリーンキャプチャして素材にしています。
素材を組み合わせて動画に編集するのはオープンソースのshotcutをつかっています。
字幕はshotcutのフィルター機能で作っていたのですが、けっこう手間がかかるので、今はパワーポイントでスライドを別のムービーとして用意して素材に加えています。
音楽はretro music editor というシーケンスソフトで作っています。
何作品か動画を作っていくとなんとなくコツを掴んでいくものですね。
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動画ができたら8割でもすぐに公開
出来栄えはついついもう少し作り込んでから公開したい気持ちもあります。
しかし、そうしているとけっきょく煮詰まってお蔵入りになることが多いです。
今は、とりあえず8割でもすぐに公開するということを心がけています。
どうしても気になったら作り直せばいいわけですし、案外そんなに気にならないものです。
「時間ができたら作り直そう」と思っても「そんな時間は来ない」んですよね。
限りある時間でいろいろやってこうと思ったら手抜きも大事ですね。
社会人として働きだしてから気づいたことで、趣味でも「成果」が出るようになっているのは面白いです。
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創作の天敵「エターナる」
私は、以前RPGを作っていたこともありますが、その時にはいわゆる「エターナル」という状態でした。
いつも完成になる前にお蔵入りになってしまっていました。
動画作りはRPGのゲーム作りに比べたらシーンをいくつか作るだけなので、すごくハードルが低いです。
「自分の世界」が可視化できるのが楽しいです。
それにYoutubeの動画だとゲームより気軽に見られるので、見てくれる人も多く張り合いがあります。
興味があれば、ぜひ作ってみてください。