こんにちは。「大学 単位 時間」について調べてみたところ、「1単位の価値が下落」しないために自主学習時間を重視しよう、という記事がありました。
そこにヒントを得て、「教育サービスにおける1単位の価値」について考えてみました。
そこにヒントを得て、「教育サービスにおける1単位の価値」について考えてみました。
教育サービスにおける、教師一人当たりの付加価値生産性(人数×教育効果/労働時間)を高めることを考えているのですが、指導人数を減らして、教育効果を高めたい場合、自主学習をうまくできるようにすることでより効果を高めることになると思いました。
社会人向けの教育の場合は、本人の自覚する効果と費用のバランスが重要になるので、費用を下げつつ、効果を高めるためには、本人の努力を引き出すしくみが欠かせないと思います。
以下、引用
授業時間が1時間で15週行っても15時間。その3倍の学習時間をもって1単位と認定す
大学側は、授業時間の3倍程度の学習が必要な環境を作り、
大学設置基準の第21条には「1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし」と書かれている。大学設置基準での学修に関する記述は、
(1)1単位は45時間の学修が必要
(2)授業時間はおよそ年30週
(3)卒業要件は4年で124単位以上(本学は138単位)
となっている。授業時間が1時間で15週行っても15時間。その3倍の学習時間をもって1単位と認定すると文科省は言っている。
ほとんどの科目は2単位であり、90時間の学修が必要となる。ところが授業時間は、1.5時間(普通の大学の講義時間)を四捨五入して2時間で計算しても、2時間×15週=30時間しかないので、残り60時間は授業外に勉強しなければならない、ということになっている。ということは、1日4つの授業を受けた場合、予習復習で180分×4=720分(12時間)の自宅学習が必要となり、1日3つの授業でも9時間、2つでも6時間となる。
大学側は、授業時間の3倍程度の学習が必要な環境を作り、それを確認することが必要なのだろう。実際、予習復習をしている学生はどれくらいいるだろうか。学生は自律的に勉強するものだという考え方から、学習を制御するという方向を指向する必要があるのではないか。何十年も変わらぬ講義ノートで講義し、何十年も変わらない期末試験をするだけでは1単位の価値はさらに下落していくことになる。
http://blog.livedoor.jp/mineot/archives/51396048.html
2008年08月23日15:28
カテゴリ
1単位は45時間です