https://boardgamegeek.com/boardgame/199478/flamme-rouge
風の抵抗を避けながら、集団でレースをする感じが、うまくルール化されていて、面白いなあと思いました。
雰囲気は、ジブリ映画の「茄子 アンダルシアの夏」です。
基本的には、スゴロクのようにボード上のコマを進めていく、レースゲームです。
サイコロの代わりに、それぞれのキャラクターごとに、カードのデッキがあって、毎回何枚か引いてから、1枚選んで使います。
選ばなかったカードは捨て札にして、最後になったらリシャッフルします。
デッキのカード構成は決まっているので、このままだとどれを出しても結果は収束してしまうのですが、ここに2つのルールの工夫があります。
1つは前のコマとの間が1マスなら、間を詰められるというルールです。
2つめは風による疲労です。
目の前に風避けのコマがなければ、「疲労」として弱いカードがデッキに追加されてしまうというものです。
これによって、飛ばしすぎても、ゆっくりすぎても、疲れてしまい、集団にうまく付いていって、力を温存したプレイヤーが勝つことができるのです。
アナログゲームとしては、毎回手札をクリアしたり、リシャッフルが多く、プレイアビリティが良くないので、デジタルゲームの方が相性がよいかもしれませんね。