きょうは「いい夫婦の日」 ~ ツイッターで見つけたいい言葉(2018-11-22)

きょうは「いい夫婦の日」ということでこんなツイートに出会いました。




妻が旦那にお願いしたい7つのこと

さいきん思うことなんですが、人生の悩みの大半は人間関係で、夫婦関係であっても、上司・部下の関係であっても、親子関係であっても、嫁・姑関係にしても、大切なことは一緒なんですよね。

結婚はゴールインなの?


中でも、夫婦関係はその重要性がわかりづらい分野なのかもしれません。

結婚をして、恋人から夫婦になるときに「ゴールイン」といったりしますよね。

その言葉に現れるように、結婚には「不安定な恋愛関係が実を結び、安定した夫婦関係がはじまる」というイメージがあります。

でも、一通の婚姻届けにはそんな魔力はありません。

夫婦関係だってメンテナンスしないと不安定


人間関係はいつまでも不安定なのだと、つくづく思います。

だからこそ、大切なことは不安定な関係をメンテナンスし続けることです。

いわれてみれば当たり前のことですが、言葉をかけ、視線を合わせ、相手を大切することで人間関係は円滑に進んでいきます。

家庭をおろそかにして仕事はできるの?


実は、このことは仕事でも一緒です。

ところで「仕事がうまくいっているのに、家庭を顧みない」という人は、はたして仕事がうまくいくのでしょうか?

ここには2つの落とし穴があります。

目先の人にこだわって、身近な人を失う


ひとつは身近な人を大事にできるか、という問題です。

家庭を顧みない人は、結果ばかりを追い求めて、仕事で一緒に働くスタッフを大事にできるのでしょうか。

長くビジネスをしていると順風満帆な時ばかりではありませんよね。

忙しくなってきたときに、人間関係より仕事を重視するスタイルは、けっきょく心の余裕を失い、長続きしないものです。

目先の顧客を重視しすぎて、スタッフをおろそかにするとか、目先のスタッフを意識しすぎて、家庭をおろそかにする、ということは、本当に自分にとって大事な人をないがしろにしてしまう行為です。

自分にとって大事な人が、ここぞというときに離反してしまう、そんな危険があります。

それは人を見る目がなかったのではなく、人を見続ける目がなかったということなんです。

家庭は仕事の休息場じゃない!

もうひとつは優先順位の問題です。

家庭生活を豊かにするために働くのか、仕事をバリバリするための休息の場に家庭をするのか、ということです。

前者のつもりで、後者になってしまっているという人は多いのではないでしょうか。

夫婦喧嘩の一大テーマですよね。

このような人は、前のめりに目先の問題に集中するあまり、本末転倒してしまうという危険を知っておいて損はないでしょう。

「こうでなければならない」って、決めつけないで仕事する

思い込みで「決めつけ」てしまうと、のびのびと仕事をすることができませんよね。

朝ごはんの味付けはこうでなければならないとか、コピー用紙の綴じ方はこうでなければならないとか……

細かいことをすべて放置しなければならないわけではありませんが、細かいことへのこだわりはエネルギーと時間が必要です。

そこにエネルギー割いてしまって、大事な問題に取り組めないということがよくあります。

むしろ、細かい問題の方が指摘しやすく気楽なんですよね。

でも、本当の解決すべき問題は複雑で、じっくり腰を据えて考えないとうまくいかないものです。

考えるのを避けるために、細かい問題に引きこもってしまう、これではうまく生きようがありません。

日常のこまごました問題を「こんなもんでいいか」の精神でやりすごすからこそ、「絶対こうしたい」が実現できるんですよね。