それに対して、速報で火事や事故の報道がありました。
初日のトラブルは想定内
どんな仕事でもオープン初日というのは大変なものです。
通常営業とは違った状況で、トラブルがつきものなのが当たり前です。
初日に携わる人が多ければ多いほど、細かな動き方の伝達が必要です。
さばかなければならない物流業務がある中で、新市場での仕事の仕方を実地研修するわけで、その現場の苦労は察することができますよね。
批判されるべきはそのような想定の上で、事前の準備が十分できたか、当日の人員に余裕はあったか、という点だと思います。
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不十分でも日は過ぎゆく
今回の豊洲市場が準備が十分できていたかはわかりませんが、自分の身の回りの仕事でも準備が不十分なまま走り出して、あとから苦労をするケースというのにはよく遭遇します。確かに「なんとかなるさ」の精神で、準備が不十分でもなんとか一日ずつは過ぎていくものです。
現場から離れていると、それで必要最小限の労力で効率的に回すことができたと錯覚するものです。
しかし、実際には働く人が負傷したり、体を壊したりしているものです。
企業の金銭的な損失には見えにくいロスを置き去りにする経営がまん延しているようではよくないですよね。
豊洲の「炎上」は他人事ではないと思います。