アプリ開発からすると、「使い古したスマートフォン」は鉱脈です。
「見守りLite」というアプリからそんなことを考えました。
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「見守りLite」は、留守の家に置いておいて帰ってきた子供の様子を知るためのアプリです。
帰ってきた子どもがアプリにあるボタンをタッチするだけで、「帰宅した」という情報を親のスマートフォンに送信することができます。
メールやLINEが使えない子どもと保護者のコミュニケ―ションツールです。
他にも色々なセンサーを使って電気の明るさなどを検知したり、留守の家の状況が分かるようになっています。
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このアプリが面白いなと思ったのは、古いスマートフォンやタブレットの再利用として実用的な点です。
これまではこのような問題解決には、カメラやボタンのついた専用機器をイチから設計して販売していたと思います。
かなり高額の価格帯になってしまいます。
それが使い古しのスマートフォンを利用するだけで、ソフトウェアだけで解決できるのです。
古いスマートフォンが余る時代、ガジェットの設計の仕方も変わってきているんだな、と思いました。
ちなみに、注意事項はネット回線の有無です。
Wifiが有効な場所なら問題がないのですが、Wifiがない場所の設置には要注意です。