子どもたちの中には時間の見通しが持てないと、不安になる子どもがいます。
特に発達障害・自閉症などの傾向のある子どもの場合は特に不安感が強いです。
ただこの「時間の長さ」ってなかなか理解しにくいですよね。
「ねずみタイマー」は、ねずみが少しずつリンゴをかじっていくアニメで、時間を「見える」ようにします。
数字を選ぶとりんごとチーズがたくさん並びます。
ネズミはたくさんのリンゴを順番に食べて、最後にチーズを食べるところで終了です。
子どもが遊んでいる時に「あと何分したらお風呂に入る」とか、言うことがありますよね。
この「あと何分」という感覚は子どもにはとても分かりにくいものです。
アプリはとてもシンプルで、3歳の子どもでも「自分で」時間を選んで時間が流れる様子を見ることができます。
ネズミがちょっとずつ食べてことで少しずつ進んでいき、最後に「ゴール」があるということがすごく分かりやすいと思います。
同じようなものには砂時計があるんですが、砂時計は終わったタイミングがとても分かりにくいです。
このアプリはとても面白い試みだと思います。
「時間感覚」というのは目で見て分からないものを、感じさせる助けになります。
感覚を育てるアプリデザインとしても参考になります。
子育て中の方は、是非一度見てみてください。