LaMetric Timeは一応「スマートウォッチ」のカテゴリのようです。
この置時計は、インターネットにつないでいることで、可能性を感じました。
この時計はドット絵のディスプレイが特徴です。
しかも、連携したスマートフォンのアプリで設定することで、時間だけでなく、インターネットからいろんな情報を選んで表示することができます。
たとえば、気温や天気の情報、SNSのフォロワー数などを表示することができます。
特に面白いのは「プログラマブル」、つまりプログラム可能ということです。
自分の表示したい情報をインターネットから引っ張ってくるように、プログラムすることができます。
金額は2万円代とだいぶ高いのですが、十分に面白いガジェットですよね。
常に表示したい数値を見えるようにすると、いろいろな遊び方ができますよね。
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とはいえ、冷静に考えてみると、ピクセルベースのディスプレイにこだわらないのであれば、元々一つ古いスマートフォンがあればできることでもあります。
最近の面白いガジェットの特徴として、スマートフォンの機能を削ぎ落として、特化するというものが多いです。
これは、スマートフォンが情報過多で人間の情報処理に負荷が大きいことがあると思います。
逆に言うと、スマートフォンを活用すると、単機能のガジェットがなくとも、そのアイディアを実現することができることでもあります。
やはりどうしても専用機は値段が高くなってしまって手が出にくいです。
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一方でガジェットというのは「高級なデジタルおもちゃ」なので、その質感が十分に所有欲を満たすとすれば、ニッチな需要を喚起できます。
要は、ターゲットの広さをどのくらいに置くかによって、プロダクトのデザインや立ち位置が変わってくるんでしょう。
そういう意味で、デザイン的に面白みのあるこのLaMetric Timeは十分面白いと思います。