ツイートとリツイートの違い ~ 本音が現れる条件

こんにちは。Twitterのツイートとリツイートの違いって意識したことがありますか?

ツイートに比べて、リツイートって抵抗感なくできてしまいます。



きょうこ (@kyoko3978)さんのツイートに納得したので、引用します。


確かに、リツイートってその人の性格が色濃く出ますよね。

---

Twitterは短文の投稿も許容されているので、もともと投稿のエネルギーが少ないメディアです。

それでも、自分で打つツイートは発信する前に問題がないかいったん吟味しますよね。

それに対して、リツイートや「いいね」は投稿内容に対して賛同を意味するとは限らないので、デマの拡散以外はわりと問題ないことが多いです。

なので、意見の分かれるようなセンシティブな内容も、タッチ一つで安直にリツイートしてしまいがちです。

つまり、吟味されたツイートより、安直なリツイートの方がその人の本音を表現しているのかもしれません。

---

このことは実生活にも応用できそうです。

職場などでも、相手の本音はどうなんだろうって思うことはありますよね。

食事やお酒を飲んで本音を聞くというのが定石なんだと思います。

でも、基本は「発言への抵抗感を減らす」ということです。

---

「ブレインストーミング」などで「アイディアを否定しない」ことが強調されるのも、発言に必要なエネルギーを軽減するための工夫です。

会議は「発言に必要なエネルギーが大きい」場です。

それは、実際に何かを決定したり、責任が生まれたりするからです。

人が本音が言えるのは、無責任で影響がない場合なのです。

---

「カウンセリングマインド」でも「相手の発言を否定しない」ことが強調されます。

これも聞き続けることで、相手が本音を吐露できるようになっていくのでしょう。

---

人は人にわかってほしい生き物です。

でも、反対に誤解を恐れる生き物でもあります。

何かを発言することは、理解される可能性もあるし、誤解される可能性もあることです。