朝のうつを血液から考える

こんにちは。最近、朝起きるのがしんどいです。

職場環境の変化もあって、典型的な5月病なのかもしれません。

特に朝が一番やる気がでません。このまま、起きたくないという思いで一色の状態から仕事モードにするのは大変です。

仕事がストレスだからかな、とも思ったのですが、実際に出勤してしまえば、場の雰囲気で普通に働けます。

気持ち的にも、朝一のような抑うつ状態ではないんですよね。

もしかして朝一にやる気がでないのって、心理的な抑うつではなくて、ただの生理的な低血圧とか低血糖なのかな、と思いました。

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血圧の日内変動

血圧は朝起きてから徐々に上昇し始め、活動する日中に高くなります。
そして、夜になるにつれて下降していき、睡眠中は更に下降します。

このような一日の変動パターンを日内変動といいます。



この日内変動は、自律神経の活動と深い関わりがあります。

この自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、一方の活動が活発な時、もう一方の活動が弱くなるという特徴があります。

血圧は交感神経が活発になる日中に上昇し、副交感神経が活発になる夜中に下降します。

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低血圧の心理への影響

気質からみると、低血圧の人は「とても敏感な性格」です。

敏感であることは時として有利な場合も多いのですが、不利になる事もありますね。

感受性が強すぎると、神経質、些細なことを気にしすぎる、健康に気をかけすぎる(自分の身体の状態がどうなっているのかが不安)、いらいらしやすい、とり越し苦労をして心理的に消耗してしまうからです。

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つまり、低血圧な朝ってある意味仕事中よりも仕事のストレスを感じやすいのかもしれませんね。

ちなみに健康な人では、起きる時間の前後から体のリズムで血圧は上昇していきます。

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低血糖

簡単にできることを「朝飯前」といいますが、朝食の前は空腹時で低血糖になっています。



低血糖が体に及ぼす影響を見てみると、血糖値が必要レベル50~60mg/㎗を下回る低血糖症の場合、あくび、だるさ、頭痛、目がかすむ、吐き気などの身体症状が現れます。
低血圧とはまた違った影響がありますね。

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朝一はしんどいですが、しんどさを通して 自分の体の中で起こっていることに気づけるといいですね。