これまでアルバイトを含め、いろんな職場を経験しましたが、やっぱり思い出に残っているのは、面倒見の良い先輩のいた「居心地のよい職場」です。
しかし、先日読んだ本にこんな一節がありました。
「居心地のよい組織は衰退する」
え~、そんなぁ、どうして?
その理由はこうです。
集団には2種類ある。
- メンバーの幸福のための「共同体」
- 何か目的を達成するための「機能体」
企業は、はっきりした事業目的があり、それを果たして報酬を得る 機能体。
この機能体では、ある程度の居心地のよさは確かにモチベーションの向上につながり、効率が上がる。
しかし、気を付けないと次第にメンバーがお互いをかばい、リスクと責任を取らない、事なかれ主義に陥ることがある、というのです。
なるほど、「居心地」という言葉は心地のよい響きですが、そこには罠もあるんだな、とハッとさせられました。
あなたはどう思いますか?
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ちょっと書かれたのが前ですが、歴史の話も多いし、すいすい読めました。もし、ご興味があれば。