世間にはいろんな意見があり、その一つに「ブログは人にわかるように書く」というものがありますよね。
ところが、人にわかる話ではないけれど残しておきたい。そんなときもあります。
もともとブログは、"web log"(ネットワーク上の記録)が起源でした。
ただ、この「ログ」という言葉、「丸太小屋(ログハウス)」の「ログ」でもあります。
昔は航海中、海面に丸太を投げて速さを測り、それをノートに記録していました。
その「航海日誌」のことを「ログ・ブック」、略して「ログ」となったわけです。
手がかりのない広い大海原を長く航海していると、時間と空間を見失ってしまいます。
そこで、船乗りは海上で起こるさまざまな出来事をつぶさに「航海日誌」に書き込んできました。
自分の座標と針路を把握し、水平線の先の目的地にたどり着くため。
自分にとってのブログもそう。
ちなみに、航海日誌には、もう一つの意味があったそうです。
それは、 その記録がそのまま航路案内になるということ。
誰かの航海日誌は私たちをどこかへと導いてくれます。
#500文字ブログ