カラスと共に生きるために大切なこと

映画『魔女の宅急便』にこんなセリフがあります。

ジジ「あーあ、魔女も落ちぶれたものだよ。カラスは魔女の召し使いだったのにさ」

落とした荷物を探しに森に戻ろうとする魔女のキキを、カラスたちは巣を襲いに来たと思って近づけてくれない。



今日散歩していたら、塀の上に大きなカラスがいました。

近づいても飛び立つ様子がなかったので、まじまじとカラスの眼の奥を見ることができました。

そこで、はっと一つのシーンを思い出したんです。

ウルスラ「いい子ねぇ 動かないでね。ステキよー。あんた美人だねぇ」

初めて会ったとき、絵描きのウルスラはカラスたちの輪の中にいました。



カラスはもはや「魔法使いの召し使い」ではない。

力で従わせることができなくなったら、もう一緒にいてくれないのでしょうか?

そうではない、もう一つの魔法があったんです。



それが言葉。

よく観察し、相手の良さを伝えること。

込められた思いがあるから、カラスもウルスラを認めたんですね。

#500文字ブログ

魔女の宅急便はこちらで

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