愛憎

生きていると出会いと同じ数ほど、別れもある。
ふいに訪れることもあるし、自分で切り出すこともある。


別に恋愛でなくても、人や組織から離れるのは一大イベントで、なかなか心中穏やかでないと感じた話。




私は子供時分から何度か転校をして、別れには慣れています。

ずっとそう思っていたんですが、どうもそうでもないみたい。



仕事上の付き合いを終える時、相手(あるいは居場所)が無性に憎らしくなる、そんな気持ちがあるようです。

はじめは損得勘定でイライラしているのかと思っていたのですが、どこか様子がおかしい。

どうも自分の得より、相手の損を追求している節があるんですよね。

これって非合理的。



何とも他人事な書き方ですが、私は自分の気持ちに鈍感なのか、「何が嬉しい?何が嫌?」を自分の胸に一つ一つ問いかけながら、やっと自分の気持ちを探り出します。



話を戻すと、好きだったからこそ、離れるために「嫌いになる」。

こういうことって恋愛だったら、わりとすんなり受け入れられるのですが、仕事上の付き合いでもあるんだね。

「嫌いにならなきゃ離れられない」、何か愛着(?)があるんだろうな、と。

(ねこまにあさんのツイートに触発されて)