今回はその中でも、チェロ・バスから始まる
器楽による主題提示部をアレンジしました。
特に、孤独なチェロ・バスの独奏から始まり、ビオラ・ファゴットが寄り添いながら、バイオリンへとつながるカノン風変奏が好きで、冷え切った体中に温かい血がめぐっていくような、幸せの静かな広がり感じます。
嵐のような経過部もたくさんの音階が、愛を切望するような気持ちの高揚とその絶頂を感じます。
コラールによる「歓喜の歌」の宗教音楽的な精神性に対して、器楽は世俗的な身体性があるようにも思えます。
ファミコン風の音楽動画を制作したり、日常に遭遇したちょっとしたことをブログに書いたりしています。 とくに自分と違う視点・考え方に接するのが好きです。 モットーは「多様性は善」。ビオラ弾き。あと、双極性なんとかの人。