今は、ノートパソコンもタッチパネルに対応しているので閲覧時にはよく使います。
しかし、文書作成など編集時には正確に指定できないので、キーボード下にあるタッチパッドを利用しています。
普段の編集作業では特に不便を感じないのですが、Excelで集計など範囲選択でドラッグを多用するときには指の疲れを感じることがあります。
取り回しと持ち運び
選定基準は、取り回しが良く、持ち運びやすいことです。まずは取り回し。
接続方式はBluetoothにしました。
いちいちUSB端子に付けたり、外したりする手間があるなら、他のポインティングデバイスで操作するからです。
それにUSB端子が埋まったり、傷めたりするのも避けたいところです。
あと、外出先ではマウスパッドもありません。いろんな材質の表面でも使用できることが必要です。
次は、持ち運びです。
あまり小さすぎても使いにくいです。
カバンの中で持ち運ぶ場合、大きさだけでなく、形が重要です。
丸みを帯びているとバランスが悪いので、フラットなデザインのものを選びました。
3つの候補
そこで候補になったのが以下の3種類です。Wedgeタッチマウス
この中から最終的にWedgeタッチマウスを選びました。個人的に入力機器はつい奇抜なものを選んでしまいます。
このWedgeタッチマウスは、くさび(Wedge)形状のデザインが特徴です。
落ち着いた手触りで使って、使いたくなる高級感があります。
センサーに青色LEDを利用しているので、通常の光学式マウスよりもカーソルが正確に追従し、さまざまなデスクの表面で使用できます。
重さが電池込みで約54gとコンパクトなので、モバイル用途にぴったりです。
一番の難点はスクロールです。
ミニマルなデザインのためスクロールホイールはありません。
表面を指でなぞるタッチ操作でスクロールできるのですが、このタッチスクロールは1目盛りの感覚がないので、ホイール(車輪)に比べて使いづらく感じます。
カスタマイズには「Microsoft マウスキーボードセンター」というドライバソフトウェアをダウンロードして利用します。クリックだけではなくマクロの設定もできます。
タッチ時代のマウスのあり方
Wedgeタッチマウスは、Windows8と同じ2012年の発売です。時代はタッチやペンでの操作が中心の流れがありました。
ポインティングデバイスとしてのマウスの存在意義に対する、一つの回答として意欲的なマウスです。
これまでのマウスは、キーボードを補うためのデスクトップPCにつなぐ入力機器でした。
しかし、Windows8はタブレットPCを意識して設計されていたので、このマウスはタッチパネルを補うために生まれました。
4つの特徴
タブレットととの接続をメインに考えたマウスで、特徴を4つに整理してみます。- タブレットとともに持ち運びやすい小型軽量のボディ、
- ケーブル不要のBluetooth接続、
- 設置面の環境を選ばないBlue LEDセンサー、
- Windows 8のタッチ操作に対応するタッチセンサー
Wedgeタッチマウスの最大の特徴はカバンの中に納まりやすいということです。私はそこまでスクロールを多用しない(キーボード操作でスクロールする)ので、気に入っています。
ちなみに、サンワダイレクトからマウスも充電ケーブルも全部入る、機能充実のパソコンケースが出ています。
外出でのパソコン作業に便利そうですね。