久々に触ってみて、やっぱり この書き心地がクセになります。
掃除していると昔読んだ漫画にハマることってありますよね。
あの感覚です。
しかし、ガジェットは漫画と違ってすぐにパラパラと読み始めることはできません。
電源を入れたり、ペンを探し出したり。
そこで、すぐに触れるように、そしてなくならないように、ひとまとめにすることにしました。
まずは中身の確認
enchantMOONは専用部品ばかりなので、どれかがなくなってしまうととても面倒です。中身を確認してみましょう。
- 本体
- デジタイザーペン
- 充電コード
- データ転送ケーブル
はい、充電とデータ転送が違うコードなんです。
クールです。
袋にひとまとめ
まずは、ひとまとめにするために袋を用意します。ほかのガジェットと一緒に箱に保管していると、ケーブル探しに手間取るんですよね。
さいわい、手元に最近使っていない弁当袋がありました。
たぶん300円均一だったと思います。
これでケーブルやペンがなくなる心配はなくなるはずです。
そこで気になるのが、袋の中がごちゃごちゃして取り出しにくいことです。
ペンがすぐに取り出せないのが悲しい。
使う頻度でいうと、
- 本体・ペン
- 充電ケーブル
- データ転送ケーブル
データ転送ケーブルなんて、パソコンからプログラムを転送するときぐらいしか使わないので、普段はほとんど使いません。
タブレットで使えるペンホルダー
ということで、せっかくなのでペンホルダーを付けることにしました。というのも、enchantMOONはタッチと専用ペンを組み合わせないと操作できない、というタブレットなのです。
紙ならそこらへんにあるボールペンでいいけど、enchantMOONは専用ペンじゃないとダメなのです(もう一回言った)。
本体につけられないのは致命的なのです。
まぁ、こういう教訓はその後のiPad, ApplePencilにも受け継がれてますよね。
幸い、「enchantMOON ペンホルダー」で検索すると、すでに先人による智恵があります。
せっかくなので、ここにいくつかの方法をまとめておきます。
- 初回限定特典のペンホルダー付ストラップ(安倍吉俊デザインのタブレット端末「enchantMOON」発売 -手書きメモに特化 | マイナビニュース )
- 革製ペン差し付手帳バンド(enchantMOONのストラップとペンホルダーを換えてみた。 - 趣味と物欲 )
- TOPS ラバー製ペンホルダー(ついに積年(?)の悩みが解消 !! enchantMOONのペンホルダー )
これは、柔らかいゴム製のペンホルダーで、本体に両面テープで接着してしまいます。
ちょうど本体上部にグリップのためのスペースがあるので、おさまりがいいです。
くっつけると、もう 後戻りはできません。
ちなみに、このタブレット面白いことに、この上側面にフロントカメラがついているんですよね。
ふさがないように注意しましょう。
価格に対して送料が高いことに、それなりに もやもや しつつ注文しました。
そういえば、前はAmazonでは販売していなくて、楽天市場でしか注文できなかったんですが、今はAmazonにもありました。
USBコネクタ
あとはこれは以前から使っているんですが、一つおすすめなのが、USBのON/OFFスイッチのあるコネクタです。enchantMOONは中国生産で苦労したらしく、価格をおさえるために選んだパーツなんでしょうね。
データ転送のケーブルが独特で、ぱっと見だと むかしのiPhone, iPadのケーブルのようですよね。実は、独自のコネクタなんです。
当時(2013年ごろ)の中華ガジェットにはけっこうそういうものがありまし。
そう考えて今のhuaweiとか考えると、中国のハード技術の進歩は目覚ましいですよね。
話を戻すと、このコネクタの着脱がとても固いんです。
パソコンでプログラムしたコードを試すときには、そのたびに付けたり外したりする必要があります。
(データ転送コードをついていると、パソコンから「取り外す」をしてもなぜか「転送中のロック」は変わらず、通常の操作ができない)
デバッグのたびにいちいち抜き差しするのが面倒で、ボタンで外したことになるこのコネクタを使いました。
2020年の今から考えると、ありえないようなパーツの組み合わせなんですが、当時のハード開発の苦労がしのばれます。
データ転送
そういえば書いたデータは、データ転送だけでなく、ネットで転送できます。(このwifiユニットも貧弱で、通信エラーに泣かされるのですが)evernoteに転送できるプログラムが利用できたので、それで送っていました。
ただ、最近はdropboxかonedriveをメインで使っているので、オンラインストレージに送れないかちょっと研究してみたいです。
ひさびさにenchantMOONを使ってみたレポートでした。
あれから7年。ソフト(OS)はすごく好みなので、ハードをアップグレードできないかな~
あれこれ準備せずにシンプルに手書きできるガジェットとして、好きなんですよね。
(iPad Proほしい…)