enchantMOONは、販売開始の2013年7月7日の39800円から比べると2018年1月現在、最安値だと10分の1程度の値段で入手できます。
2015年12月の販売終了から2年。これなら、デジタルメモパッドともなんとか戦える価格です。
デジタイザーペンの電源
さて、まず最初の洗礼はデジタイザーペンの電池でした。単6電池を用意する必要があり、電気屋さんに走りました。
しかし、電池を入れてもしばらく反応せず、不良品をつかんでしまったかという不安が湧きおこります。
どうも、ペンの上のボタンを押すと、起動するみたいです。通電中は、ペンのボタン内部が赤く光ります。
OSの更新
端末からversionを確認してみると、OSが2.7.0(2013年10月29日リリース)でストレージが15GBということで、初代のenchantMOON Standard Editionなことがわかります。正味遊びに使うので、ストレージは大きくする必要性を感じないし、ハード的には2代目と同等らしいので構いません。
ただ、OSが2.9.0(2014年4月9日リリース)で大幅にチューンアップしているそうなので、鬼門と噂のOSアップデートに挑戦しています。
やはり、素直に実行すると「不正なアップデートファイルです」というメッセージで中断。
「エラーが出る場合は、十中八九WiFi感度に問題がある」ということで、テザリングしたスマホを隣に置いて再実行してみます。
30分ぐらいで無事にうまくいきました。そんなにデータ量も大きくないみたい(多分40MBぐらい)です。
NO UIの感触
さて、実際に触った感触なんですが、このNO UIというデザインは、意外とコマンドラインインターフェース(CLI)に近いです。こんなコマンドあるかなぁ、と思って書いてみると、反応があったりするのはワクワクします。ただ、そんなに標準コマンドは多くないんですが…。
なにもない宇宙空間にいきなり投げ出される感じもCLI的です。
というか、コマンド補完などの手がかりもないので、もっとストイックですね。
ある意味、少ないヒントで解決を目指す「脱出ゲーム」です。
一応、画面の上端だけが特別扱いなんですね(ページ移動など)。