人を叱る際に気を付けておくポイントは8つあります。
道理:公憤による:正しい仕事の遂行を求めるから、筋が通る
時機:ここで今:恥をかかせないように気を使ってばかりいては、タイミングを逃す
是々非々:日頃の成績など人によって変化しない。
具体的:具体的な対処法を明確にする
質問:相手に原因と対策を考えさせる
期待:心を込めて期待を語る
評価:基本的に相手を評価していることを伝える
挽回:名誉挽回のチャンスを作る
特に大切なことは、自分のストレス発散でなく、ほんとに効果的に相手に役立つ注意にするにはどうすればよいか自問することだと思います。
ちょっと深呼吸
部下がミスをしたときというのは、自分の心も試されています。つい、「余計な仕事も増えて、計画が狂って、その上いちいち細かく指導しなければわからないのか」と思ってしまいませんか。
もちろん、冷静なときには人材育成を「余計な仕事」なんて思わないのですが、ストレス下ではとっさにそう思えない方が普通なのかもしれません。