行政権力の濫用を監視する
プロイセンのビスマルクの話を読んでいたんだけど、今でこそ行政権力の濫用を監視する、という話だと、与党と野党の対立構造や、政府とメディアの緊張関係がクローズアップされやすい。でも、議会が生まれたころは、官僚機構に対する議会の役割がそうなんですね。
官僚制にとって、職務上の知識を「機密」と称して秘匿するのことは、重要な権力手段で、それによって外部からの統御から免れることができる。
官僚制にとって、職務上の知識を「機密」と称して秘匿するのことは、重要な権力手段で、それによって外部からの統御から免れることができる。
こんなことをウェーバーは第一次世界大戦期に言ってた。