スタッフの間で「仕事に関する会話」が生まれる雰囲気づくり ~ 『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート』

こんにちは。どうしたら職場のスタッフががんばりたくなってくれるか、悩んでいるリーダーの方は多いのではないでしょうか。



私自身がそんな状態で、最近いろんな本を漁っているところです。

福島雄一郎さんの本にヒントがありましたので、考えてみたいと思います。
店長から課題を与えられた私は、手探り状態ながらも、グループのリーダーとして、どうやったらみんなの数字が上がるのかということについて、日々意識するように心がけました。
しかし、そうやってしばらくの間、毎日、自分の数字とグループの数字の両方を見ながら仕事をしていると、しだいに自分の中で変化が感じられるようになりました。いつの間にか、自然にグループスタッフのことを応援しながら仕事ができるようになっていたのです!
「へぇー、今日は10件も料金プランの変更したんだ!すごいじゃん!」
「いや、たまたまなんですけどね」
スタッフは照れ臭そうですが、でもどこか嬉しそうです。
しばらくすると、これまで数字を意識していなかったスタッフの間でも、「今日はダメだった」「よかった」などといった会話が生まれはじめました。そうしてグループの中に、これまで無かった”仕事に対するコミュニケーション”が、徐々に芽ばえてきました。

『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート』p.30
数値・成果を意識してほしいと思ってもどう伝えるか、って難しいですよね。

直接的に「もっと数値を上げるように!」といくらはっぱをかけても、「そんなこと言われても……」とかえってギクシャクすることも多いでしょう。

ポイントは、まず応援しながら仕事する、という姿勢なのかもしれません。

「仕事に関するコミュニケーション」がスタッフの間に生まれてくるのは、その会話が楽しいからこそです。

コミュニケーションは決して強制することができません。

ポジティブな声掛けでなければ、仕事に対するモチベーションは根ざすことなく、すぐに消えてしまうんだと思います。