不味いと吹聴することを考える
本当に不味いラーメン屋であっても、その店の前で「この店のラーメンは不味いよー。食べる価値ないよー」と吹聴するのは営業妨害だし、たぶんそんなことをする人はいないのだけど、なぜかネットではこの手のことがそこらじゅうで起こっていて、しかも当事者たちにはその意識がないのが不思議だ。
— みやろぎお@本と言葉とwebの虫 (@sa_rogio) December 7, 2020
考えるほどに自分の奥の二重基準に気づく。
薄味のラーメンを「私は薄味だと感じます」と言うのはいいと思うんです。でも、本当に薄味かはそれを口にする人の味覚によるし、薄味をどう評価するかは食べる人によるし、その薄味が思い出の味ということだってあり得ます。そういう可能性を考えずに「不味い」と言うのはちょっとねと思うのです。 https://t.co/qXhvVXM1Xg
— みやろぎお@本と言葉とwebの虫 (@sa_rogio) December 8, 2020
よき批評精神という問いの変奏なんだろうなぁ。
朝から気が引き締まる。