そろそろスマホの次の話をしよう

こんにちは。
スマホにときめきがなくなって久しい今日この頃。
ワクワクするガジェット、ありますか?



まわりの声を聞いても、一巡して陳腐化している雰囲気があります。
ということで、いくつか最近のニュースをまとめ読みしてみます。

ミドルレンジで十分?

「最近のフラグシップモデルは、取るに足らない防水機能やワイヤレス充電機能がついて、それとちょっとだけパフォーマンスのスピードが上がったくらい」/https://t.co/Kiwmpoz6fFニュース
iPhone Xよりも中古のiPhone 7の方がいいという声、多くないですか?もっと言うと、別にAndroidでもいいや、みたいな。
パソコンでもVaioより、Dellやlenovoの方が売れるようになった時期がありました。これがスマホにも及んできています。しかも、パソコンよりも早いペースですよね。

二画面スマホ

「いまやスマホを使っていると四六時中何かしらの通知が飛んでくる。そのたび画面が遮られ、通知をタップしアプリの切り替えを行なったりしているわけだが、これを煩わしく感じる人も多い」/https://t.co/P35eowBFn9ニュース
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そういうなかで、いろいろと新機軸を模索する動きはあるのですが、どうしてももともとのスマホの延長線上です。
Galaxy edgeの側面液晶とか、これまでも謎技術が出てきました。
二画面というとニンテンドーDSを思い出すのですが、そのDS以外にヒットしたものがない印象です。
二画面は確かにYoutube(消費系コンテンツ)を見ながらTwitter(ネットワーク系コンテンツ)ができるという意味ですごく便利になります。
でも、二画面ならではのキラーコンテンツがないと、わざわざ買うかというと難しそうです。まだ、アピール不足です。

スマートスピーカー

「『それホントに役に立つの?』というものが生まれた方が面白い」 ポストスマホはAIスピーカーなのかな/https://t.co/xH3x5kQV5Fニュース
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最近急に話題のスマートスピーカー。「スマピカ」と呼ばれる日ももうすぐなはず。
確かにまだ「ほんとに役に立つの?」感はあります。でも、ワクワクする技術です。
少なくとも、充電が面倒なウェアラブルよりは、普及が早いと思います。
ある新製品が普及するかどうかは、今あるものの置き換えることができるかにかかっていると思います。
では、スマートスピーカーが置き換えるものはなんでしょう。それは、リモートコントロールだと思っています。
今、テーブルを見ると、テレビ・エアコン・照明のリモコンがあります。はっきり言って一つにしたい。
でも、スマホでいいか、となると、スマホの画面をいちいち切り替えるのはもっと面倒です。
ほら、スマートスピーカーの席はある気がします。
あとはセッティングですね。AOSSなみに簡単にペアリングできれば、いっきに普及につながります。

意外と好調なハイエンドPC

2017年1月から8月におけるゲーミングPCの売り上げは前年比52%増と好調 / https://t.co/EBrYlTCxln
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必要なものは安く、でもエンターテイメントには大枚はたいてもいい。
この流れは、プレステ4がWii Uより売れたのと同じですね。ニンテンドーSwitchの評価はまだわかりませんが、コンテンツが強いので優勢な気がします。

国産PCの終焉

「パソコンを生産していた青梅工場も、その跡地は購入した野村不動産によって整備され、日野自動車の部品センターとして活用される」 / https://t.co/VrpF0pSvyA
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もう、NECも東芝も富士通もパソコンは作りません。少なくともミドルレンジ以下は。
寂しいようですが、一概に日本のメーカーの衰退とも言えません。
だって、だれでもつくれるものは作ってもしょうがないですもん。
作るためのプラント・機械・技術を売り、今の工場用地は別に有効活用するという選択は正しい気がします。

ポストコンピュータ

「「iPad Pro」を駆使する子供が、街角でふと見つけたものをすばやく撮影するといった、目下は多くの人がiPhoneでしていることまでやってしまう」/ https://t.co/TLWgtcmGEq
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iPadはコンピュータなので、語弊があるのは承知しているのですが、appleのコンセプトムービーの「what's computer」に久々に感動しました。
まだ、iPadが子どものあんなラフな使い方に耐えられるようにも思えませんが、自在に情報を加工するテクノロジーとしてのコンピュータの未来は面白いです。
というか、「計算」や「頭脳」を全く意識させない、ただのスケッチブックとしての「コンピュータ」の未来。
スマートスピーカーのような対話型AIに注目が行きがちですが、AI技術の真骨頂は、情報の下処理なのかも。
目下、情報の加工は、スマホの枠組みでは不便なんですよね。
一旦は、不用品の烙印を押されたタブレットが、復権するのか、興味深いです。

まとめ

  • スマートスピーカーはシンプル化が鍵
  • ハイエンドタブレットは情報機器として将来性あり?
  • ハイエンドパソコンはゲーム機として活路
  • ハイエンドスマホは迷走中
  • ローエンドスマホ・パソコンはもはやボールペン
特に、iPad ProやSurfaceのスタイラスペンが、情報端末の未来にとって面白い気がします。
そろそろ、enchantMoonの時代が来るのかな。