紆余曲折、隘路の先に、
わずかの灯りが見えてくるのかもしれない、と思います。
「Kyrie eleison(主よ、憐れみたまえ)」
κυριε は、「κυριος:主人:支配・制御する力をもつ者」の呼格。
つまり、「主」とは、人生における
自分の「思い通りにならない」部分を仮託する存在。
「支配」は、英語だと「rule・control」で、
人間は与えられた世界の法則に従って生きていること。
「主・神」と「諦念」という宗教的なテーマが、
この「ままならなさ」という点で交差しているみたいで、
古今東西 みんな悩んできたことを感じます。
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